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複雑な輸出入見積もり、メール5通のやり取り前に — リアングローバルロジスティクスAI見積もり依頼の話

輸出入見積もり1件に平均2時間、メールは5通のやり取りが発生します。リアングローバルロジスティクス10年目のフォワーダーがAI見積もり依頼をどのように使っているのか、どのような場合に最も効果的なのか、そしてAIができない領域は何なのか、実際のケースと内部データで解説します。

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複雑な輸出入見積もり、メール5通のやり取り前に — リアングローバルロジスティクスAI見積もり依頼の話

こんにちは。リアングローバルロジスティクスで10年目の現場フォワーダーです。

今日は最近、私たちが最も多く受ける質問、「見積もり1件出すのになぜこんなに時間がかかるのか」 について、正直な話をしてみようと思います。

「見積もり1つ出すのが何でそんなに複雑なの」という言葉、聞くたびに…

正直なところ、業界に入った当初は私もそう思っていました。出発地、到着地、重量、体積があれば終わりじゃないのか?でも実際はそうじゃないんです。

例えば、つい先日のA化粧品メーカーの案件がありました。米国LAにクリーム2,400箱を送らなければならないのですが、1件で確認すべき変数だけでもこのくらいでした。

  • Incoterms(EXWなのかFOBなのかCIFなのか)によって費用構造が全く変わる
  • 化粧品なのでMSDS・成分表の必要性
  • LCLなのかFCLなのか(2,400箱だと微妙な区間)
  • FBA入庫なのか一般倉庫なのか — ラベリング規格が異なる
  • 出庫予定日基準での船社スペース・GRI時点

これを一度に全部書いてメールで送ってくださるお客様は、10人中1人もいません。 ほとんどが「米国に箱2千個送るんですが、いくらですか?」から始まりますね。

フォワーダーの机の上に複数の見積もり依頼メールとメモが積み重なっている様子 実務者の机は大体こんな風景です。メールウィンドウだけで5つ。

フォワーダーの立場から見た見積もり1件に実際にかかる時間

私たちのチーム基準では、輸出1件の正式見積もりを出すのに平均40分~2時間 くらいかかります。複雑な案件は半日もかかります。

何にそんなに時間がかかるのかというと:

ステップ 所要時間 やること
1次情報確認 10~30分 お客様に不足情報を確認するメール・電話
船社・航空会社スペース確認 15~30分 その週のスケジュール、レート確認
現地パートナーDTHC・通関費照会 10~40分 到着地別にパートナーに別途問い合わせ
特殊条件反映 10~30分 危険物・冷凍・FBA・認証書など
見積書作成 10~20分 為替適用、有効期間表記

ただし、ここで実際にフォワーダーの専門性が必要な区間は3番と4番 です。1番は正直なところ、機械がやってもいい仕事です。むしろ人がやると漏らすこともあります。

だから私たちはAI見積もり依頼を作りました

リアングローバルロジスティクスホームページのAI見積もり依頼機能は、上の表の1番(情報確認)を完全になくしてしまおうという趣旨で生まれました。

動作方式はこんな感じです。

flowchart LR
    A[お客様自由入力<br/>またはインボイスアップロード] --> B[AI 1次パース<br/>品目・重量・HSコード推定]
    B --> C[不足項目を自動質問]
    C --> D[ルート・運送手段候補提示]
    D --> E[担当フォワーダー検査]
    E --> F[正式見積書発送]

ここで重要なのは最後のEステップです。AIが数字を吐き出して終わりではなく、私のような担当者がもう一度確認してからお客様に送ります。運賃は船社契約レート基準なので、AIが単独で確定できる領域ではないからです。

ウェブベースの見積もり依頼フォームに貨物情報を入力する実務者の手のクローズアップ フィールドに合わせて入力するだけです。自由記述ではないので楽ですよ。

実際にどのくらい速くなったのか

2025年上半期の私たちの内部データ基準では:

  • 従来のメール見積もり平均回信時間:約3時間20分(営業時間基準)
  • AI見積もり依頼による1次回信:平均12~25分
  • 正式見積書確定まで:大体1~2時間以内

特に効果が大きかったのは輸入側でした。輸入は出発地が中国寧波・上海であれ、ベトナムホーチミンであれ、ドイツハンブルクであれ、現地ピックアップ・通関・内陸運送がすべて異なるので、お客様が何を質問すべきかさえ分からない場合が多いからです。

AI見積もり依頼はインボイスPDFやパッキングリストをアップロードするだけで、品目・数量・重量・箱数を読み込んで必要な質問だけを確認します。 「MSDS ありますか?」「工場ピックアップ可能な住所ですか?」こんな感じでね。

B機械部品輸入社の担当者さんの言葉:「以前は自分が何を知らないのかさえ分からなくて、ずっとメールをやり取りしていたのですが、今はシステムが質問してくれるので、むしろ私が楽になりました。」

この言葉を聞いて、正直なところ少し嬉しかったです。

釜山港コンテナヤードでタブレットでスケジュールを確認する現場スタッフ 見積もり1枚の背後には、こうした現場がつながっています。

Q. では、AIが見積もりをすべて出してくれるのですか?

いいえ。この部分は誤解がないといいのですが。

AIがやることは情報収集・整理・1次ルート提案・大まかなレンジ提示までです。最終見積書の数字は、必ず担当フォワーダーがその週の船社レート、現地パートナー見積もり、為替、特殊条件を反映して確定します。

なぜそうするのかというと、海上運賃は同じルートでも週単位で10~20%動くこともあり、GRI(一般運賃値上げ)・PSS(繁忙期割増)みたいなものが公示2週間前くらいに急に出てくることが多いからです。AIが過去データだけで答えると、お客様に誤った期待を持たせてしまう可能性があります。

だから私たちはこういう原則を守ります。

  1. 運賃は実時間船社契約レートで再確認
  2. Door区間は現地パートナー確認必須
  3. 特殊貨物(危険物・冷凍・活魚・高価品)は100%人による検査
  4. FBA・Amazon・Coupang Rocket Growthのような流通チャネル入庫は別途規格チェック

いつ使うのが最も良いのか

実際に私がお勧めするケースはこんな感じです。

  • 輸出入を初めてやる中小企業 — 何を質問すべきかから詰まっている場合
  • 複数ルートを比較する必要がある場合 — 例:中国→韓国 FCL vs LCL vs 特送
  • 定期発注だが季節ごとに物量・ルートが少し変わる場合
  • 夜間・週末に急いで概算金額が必要な場合(正直なところ、私たちも退勤してますから…)

反対にすでに決まった契約レートで月単位で精算している大型荷主は、わざわざAI見積もりを使う必要なく、担当営業に直接連絡いただく方が速いです。

印刷された見積書を前に意見を交わす2人の実務者 AIが1次を切ってくれれば、人間の担当者はより深い議論に時間を使えます。

まとめ — 見積もりは始まりに過ぎません

10年やってみて分かったのは、フォワーディングで本当に大事なのは見積もりの数字そのものではなく、「この貨物が事故なく、約束した日に、約束した金額で到着するのか」 ということなんです。

AI見積もり依頼は、その出発点を速く、正確に切り出すツールに過ぎず、その後ろには相変わらず私のような人間が船社・税関・倉庫・トラック運転手と電話を握りしめています。このバランスが崩れてはいけないと思っています。

もしこの月に見積もりを受け取る必要がある輸出入案件があれば、リアングローバルロジスティクスホームページのAI見積もり依頼にインボイス1枚アップロードしてみてください。複雑な案件でも、とりあえずシステムが1次を受け取り、私(または私たちのチーム担当者)がすぐに続いてルートシミュレーションを行います。メールで長く説明する必要はありません。

質問があれば、コメントやホームページ問い合わせで気軽にどうぞ。読んでいただきありがとうございました。

자주 묻는 질문

  1. AI見積もり依頼を使えば、本当に人間のフォワーダーなしで見積もりが出るのですか?

    いいえ。AIは情報収集・1次ルート提案・大まかなレンジまで自動化し、最終見積書の金額は担当フォワーダーがその週の船社レート・現地パートナー見積もり・為替を反映して直接確定します。人による検査が必ず含まれると理解してください。

  2. インボイスやパッキングリストをアップロードするだけでいいのですか?別途フォーマットはありますか?

    PDF・Excel形式のインボイス・パッキングリストをそのままアップロードすれば、品目・数量・重量・箱数をシステムが読み込んで必要な質問だけを確認します。書類がない状態でも自由入力で始めることができ、不足項目はAIが段階的に質問します。

  3. 見積もり回信はどのくらい速いのですか?

    2025年上半期の内部データ基準では、1次回信は平均12~25分、正式見積書確定までは大体1~2時間以内です。ただし危険物・冷凍・高価品のような特殊検査が必要な案件は追加時間がかかる可能性があります。

  4. 輸入案件もできますか?出発地が海外の場合です。

    はい、むしろ輸入の方が効果が大きいです。中国・ベトナム・ヨーロッパなど出発地別にピックアップ・通関・内陸運送条件が異なるのに、AIが出発地基準に合わせて必要な情報を先に質問するため、お客様が何を準備すべきか分からない状況でも始めることができます。

  5. AI見積もりと従来の担当営業を通じた見積もり、どちらを使うべきですか?

    すでに月単位の契約レートで定期運送中の大型荷主は、担当営業に直接連絡いただく方が速いです。一方、輸出入を初めて試みる場合、複数ルートを比較する必要がある場合、夜間・週末に概算金額が必要な場合には、AI見積もり依頼がより効率的です。

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